昔 −むかし−

馬場や弓場では、綱政以後の若い藩主たちはここで武芸の稽古を積みました。
家臣たちはそれぞれの師匠について修行し、上達ぶりが認められると後楽園の馬場や弓場で武芸の披露をし、藩主は観騎亭や観射亭でその様子を観覧しました。披露が終わると庭を見物して帰るという褒美が与えられました。
 こうした行事を通じて、藩主が家臣に関心をもっていることを示し、家臣は武芸の腕を磨くことで奉公を果たすという主従のきずなを確認したようです。

絵図・観騎亭・観射亭


今 −いま−

 馬場のほぼ中央に位置する観騎亭。観騎亭は、昭和9年の水害で被害を受け、改修されましたが、戦災には遭っていません。馬場側の窓を開ければ騎馬武者がちょうど良い位置に見え、庭側の窓からは松林に見え隠れする沢の池や庭の様子がかいま見えます。
 弓場には弓を射る射場、的を置く的場、昔ながらの形式を残した弓の判定をする人が座る矢見塚があります。現在、射場は休憩所として使われ、昭和33年に復元された観射亭は土産物屋として活用されています。

観騎亭の眺め

馬場と観騎亭
300年祭乗馬体験

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