【花だより】蓮(はす)、夏椿(なつつばき)、凌霄花(のうぜんかずら)など
夏の日差しに木々の青葉がまぶしい時期となりました。
園内では ノウゼンカズラなど、季節の花を見ることができます。
大賀蓮(おおがはす)/Nelumbo nucifera ‘ogahasu’
【状 況】見頃 ※日によって開花数に差があります
【場 所】井田
ピンク色の可憐な花をつけます。
岡山市北区出身の植物学者である大賀博士が、古い地層から発見した実を開花させた約二千年前の
品種で、別名を「二千年蓮(にせんねんはす)」と言います。
一天四海(いってんしかい)/Nelumbo nucifera ‘ittenshikai’
撮影日:6月30日
花が閉じた姿
【状 況】開花中
【場 所】花葉の池
白い花弁の縁に赤紫色の斑がみられる、大型の花を咲かせます。
「一天四海」とは、「全世界」を意味する仏典由来の言葉です。
ハスは昼近くには花が閉じてしまうため、午前中早い時間の観賞がおすすめです。
夏椿(なつつばき)/Stewartia pseudocamellia
【状 況】開花中
【場 所】観射亭前
椿に似た白い花を咲かせます。美しいまだら模様の樹皮も特徴的です。
寺院などで「沙羅双樹(しゃらそうじゅ)」の代用として植えられ、別名「シャラノキ」と呼ばれます。
凌霄花(のうぜんかずら)/Campsis grandiflora
【状 況】見頃
【場 所】五十三次腰掛茶屋
つる性の植物で、鮮やかな濃いオレンジ色のラッパ型をした花を咲かせます。
平安時代の書物にも記載があるほど、とても古くから庭木として親しまれています。
8月下旬頃まで楽しめます。
小紫(こむらさき)/Callicarpa dichotoma
【状 況】咲き始め
【場 所】沢の池北側、島茶屋など
薄紫色のかわいらしい小花が集まって、枝沿いに点々と咲きます。
秋には花のあとに鮮やかな紫色の実をつけます。
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更新日:2025年07月01日