【花だより】小紫(こむらさき)、蘇鉄(そてつ)、蓮(はす)など
夏の日差しに木々の青葉がまぶしい時期となりました。
園内では サルスベリなど、季節の花を見ることができます。
一天四海(いってんしかい)/Nelumbo nucifera ‘ittenshikai’
撮影日:7月18日
【状 況】開花中
【場 所】花葉の池
白い花弁の縁に赤紫色の斑がみられる、大型の花を咲かせます。
「一天四海」とは、「全世界」を意味する仏典由来の言葉です。
ハスは昼近くには花が閉じてしまうため、午前中早い時間の観賞がおすすめです。
小紫(こむらさき)/Callicarpa dichotoma
【状 況】開花中
【場 所】沢の池北側、島茶屋など
薄紫色のかわいらしい小花が集まって、枝沿いに点々と咲きます。
秋には花のあとに鮮やかな紫色の実をつけます。
蘇鉄(そてつ)/Cycas revolute
雄花
雌花
【状 況】開花中
【場 所】蘇鉄畑
後楽園では築庭の早い時期から植えられており、江戸時代の絵図にも20本ほどが描かれています。
明治17年以後に株を増やし、現在の規模まで広がりました。
雄花は細長い円柱形、雌花は球形と異なる形をしています。
百日紅(さるすべり)/Lagerstroemia indica
【状 況】咲き始め
【場 所】鶴舎付近
枝の先に紅色や白色の花がまとまって咲きます。
夏から秋にかけて長い期間咲き続けることから、「百日紅(ひゃくじつこう)」とも呼ばれています。
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更新日:2025年07月18日