栄唱の間(えいしょうのま)
能舞台正面にあり、能を観覧する際の見所(けんじょ)となっています。
築庭当時のお座敷は、現在の約3倍の規模があったそうですが、後楽園の築庭を命じた池田綱政の子、継政の代になり、能舞台周辺の建物は改築され、縮小されました。
ここでは歴代藩主が能を観覧したほか、藩を訪れるお客様をもてなしたこともあります。これらの建物は、戦災で焼失してしまいましたが、戦後、昭和33年(1958年)に能舞台、少し遅れて昭和42年(1967年)に栄唱の間、墨流しの間が、継政の時の遺構に基づいて復元されています。
能の見所としての役割のほか、南側は花葉の池などの眺めに優れています。
用途 |
能舞台の見所(観覧席) |
広さ |
69.5畳 |
飲食 |
不可 |
電気使用 |
可 |
空調設備 |
無 |
- 点線のところには襖または障子を入れて仕切ることができます。
室内の様子
室内の様子
栄唱の間から見た能舞台
室内からの眺め(南側)
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更新日:2024年03月30日